嬉し楽しい土曜日
最近はこの土曜日の為に生きてる気がする
そして楽しみにしているからか、土曜日はすぐにやってきて
すぐに終わってしまう
1週間が恐ろしくなるくらい早い 


図書館で借りた本

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この人の本がやっぱり好きだな~と思う

短編集はあまり読むことがないけれど、
この本は手元に置いて読み返したい貴重な1冊である

これらの物語に出てくる人物が「マザコン」というのなら
世の中の大方の人がマザコンと呼ばれるだろう
皆それぞれ母親との関係で思い当たる節があると思う

マザコンとは関係ないが、「鳥を運ぶ」という物語で
ーそうそう・・・そういうことだった
と、過去の私の経験をうまく表現してくれているところがあった

入院した母親の飼っている鳥6羽を自分の家に引き取るため
離婚した夫にその作業を手伝ってもらうというお話
6年交際して結婚した彼らは、交際しているときには
布団の畳み方、食器の洗い方、洗面所の使い方、歯ブラシの拘りーなど
互いに異なることを笑い話にしていたが
結婚して生活を共にすると、それらの笑い話がそうではなくなっていくのである

ー笑い話にしかならない馬鹿馬鹿しいそれらが、呪術的とも言える力で
 私たちの間に入り込んできた。
ーそれに固執し他を排する個人を許せないと思うようになった (「鳥を運ぶ」より)

考えさせられる

誰かと暮らせる人は、相手を受け入れる器が広いーということなのか

そういうことでいうと、私は失敗したーということなのか



角田さんのまだ読んでない本を探して読もう


という考え深い土曜日の夜



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